アスタキサンチンの効果と原料仕入れ|サプリ・化粧品開発担当者向け基礎知識
強い抗酸化作用がある成分として、美容や健康の分野で注目を集めているアスタキサンチンは、サプリメントや化粧品をはじめ、さまざまな製品に配合されています。
近年、その多彩な健康効果への関心が高まるとともに、アスタキサンチンを活用した製品開発を検討する企業も増えています。しかし、製品づくりを進めるうえでは、成分の特性や期待できる効果、そして原料をどのように調達するかといった知識が欠かせません。
今回の記事では、アスタキサンチンとは何かという基礎知識をはじめ、期待できる健康効果、原料の仕入れ・調達に関する情報まで解説します。
アスタキサンチンとは?
鮭やエビ、カニ、イクラなどに含まれる赤橙色の天然色素成分が「アスタキサンチン」です。ニンジンやトマトに含まれるβ-カロテンやリコピンと同じ「カロテノイド」と呼ばれる色素の一種で、自然界に広く存在しています。鮭の身が赤いのも、エサとして摂取したアスタキサンチンによるものです。
アスタキサンチンの最大の特徴は、強い抗酸化作用がある点にあります。その抗酸化力はビタミンEやβ-カロテンなどを上回るともいわれ、体内で発生する活性酸素を除去する働きが期待できます。
活性酸素は細胞にダメージを与え、老化やさまざまな不調の一因となることから、それを抑えるアスタキサンチンは美容や健康を支える成分として注目されています。
アスタキサンチンに期待できる健康効果

アスタキサンチンを摂取することによって、期待できる健康効果として以下が挙げられます。
目の健康維持
パソコンやスマートフォンを長時間使用する機会が増えるなか、アスタキサンチンは目の健康をサポートする成分として研究されています。ヒトを対象とした研究では、目の疲労感やピント調節に関わる一部の指標について改善が報告されています。
ただし、アスタキサンチンの摂取によって視力低下や眼疾患を予防できることが確立しているわけではありません。目の疲れなどが気になる方の健康維持をサポートする成分のひとつとして捉えるとよいでしょう。
美肌効果
アスタキサンチンは、美容分野でも注目されている成分です。ヒトを対象とした研究では、摂取や外用によって肌の水分量や弾力などに良好な変化が報告されています。
抗酸化作用を持つことから、紫外線などによる酸化ストレスへの対策をサポートする成分として、化粧品や美容系サプリメントなどに活用されています。
疲労感の軽減
アスタキサンチンは、運動後のコンディション維持をサポートする成分として研究されています。抗酸化作用があることから、運動によって生じる酸化ストレスや筋肉への負担との関係について研究が進められており、一部の研究では運動後の回復に関わる指標への良好な影響が報告されています。
一方で、運動能力や疲労感に対する効果については研究結果が一貫しているわけではなく、今後さらなる検証が必要です。
生活習慣病の予防
高血圧や糖尿病、動脈硬化など、日常の生活習慣が原因で発症する生活習慣病の予防にも効果があるとされています。アスタキサンチンは脂質の酸化を抑制し、動脈硬化を防ぐのに役立ちます。動脈硬化は、活性酸素によって酸化された悪玉(LDL)コレステロールが血管壁に沈着することで進行しますが、その酸化を抑えることで血管の健康を維持し、進行を遅らせることにつながります。
また、肝臓への脂肪沈着を防ぐ働きから、肝炎や肝硬変の予防効果があるともいわれています。さらに、筋細胞内の脂質を分解するために必要なたんぱく質の働きを促進するため、運動中の脂質利用が高まり、内臓脂肪型肥満などを伴うメタボリックシンドロームの予防・改善にもつながります。
アスタキサンチンの仕入れ先をお探しなら

アスタキサンチン原料の仕入れ・調達先をお探しであれば、ぜひ「ファーマテック株式会社」にご相談ください。
弊社は1988年の創業以来、原材料・中間体の調達や受託製造を手がけており、健康食品やサプリメント、化粧品など幅広い分野での製品開発をサポートしてまいりました。市場のトレンドやニーズに応じたご提案が可能です。
アスタキサンチンを含む健康食品やサプリメント、化粧品の開発、または原料調達に関するお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
アスタキサンチンに興味がある方へ
アスタキサンチンは、鮭やエビなどに含まれる赤橙色の天然色素成分で、強い抗酸化作用があるのが大きな特徴です。目の健康維持や美肌効果、疲労感の軽減、生活習慣病の予防など、美容と健康の両面でさまざまな効果が期待でき、サプリメントや化粧品をはじめ幅広い製品に活用されています。
アスタキサンチンを用いた製品開発をお考えの場合には、ぜひ参考にしてください。

2016年03月に某私大薬学部を卒業、同年04月より都内の漢方薬局で5年間勤務。チビッ子の育児に専念する為、2021年04月に退職。その後3年間の育児期間を経て、子育てを頑張りながら2024年04月より当社にて管理薬剤師業務に従事。
現在は、チビッ子二人の育児教育を手抜きすることなく、一方で会社員をこなす二刀流の薬剤師ママ。
趣味は、バレーボール。甘いもの好き。